ホーム > がん免疫細胞療法とは

人間には病気を自ら癒す天与のメカニズムが備わっています。体の中に侵入してくるウイルスなどの異物を自ら排除する免疫力というシステムです。この免疫力を研究し生まれたのが免疫細胞療法です。
これまで治療法は、手術、抗がん剤治療、放射線照射が主流でした。手術で切除して治る方もいますが、抗がん剤や放射線治療でも生き延びる「がん幹細胞」が潜んでいる場合は、いったん完治したとしても転移する可能性があります。
例えば抗がん剤は、がんの9割を殺すことができたとしても、残り1割が強毒化することがあり、さらには、抗がん剤はがん細胞を制すると同時に正常な細胞も傷めてしまうため、体への負担はたいへん重いものがあります。放射線治療も局所がんには有効ですが、転移がんには必ずしも有効ではありません。
博心厚生会では、進歩する免疫細胞療法の中でも最先端の「樹状細胞がんワクチン療法」を中心に、自然免疫力を活性化する「活性NK/NKT細胞療法」を提供しています。
免疫細胞療法は、患者さまの免疫力を最大限に引き出してがんと闘う治療法ですので、体に負担が少なく、治癒に導く方法として世界でも注目されている治療法です。中でも「樹状細胞がんワクチン療法」は技術的に水準が高く、日本国内でも実施している医療機関は数少ない治療法です。
「樹状細胞がんワクチン療法」などの免疫細胞療法は、高度先進医療のために、いまはまだ保険診療の対象にはなっていませんが、エビデンス(科学的根拠)が世界中に証明されており、有効な手段として多くの患者さまが治療に取り組まれています。
博心厚生会では、「樹状細胞がんワクチン療法」と「活性NK/NKT細胞療法」の大きく2種類の治療法を提供しています。
「樹状細胞がんワクチン療法」は、がん細胞の持つ特異的な性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく集中攻撃する「分子標的療法」という治療法です。
「活性NK/NKT細胞療法」は、がん免疫細胞療法の中でも最先端の治療法として世界でも注目されています。
当クリニックで行う樹状細胞がんワクチン療法は、東京医科学研究所先端診療部ならびに、徳島大学第二口腔外科で研究開発された細胞治療技術を保持するテラ株式会社と提携し、科学的根拠に基づき、人での有効性も確認された技術を用いて最新の樹状細胞がんワクチン療法を提供しています。
博心厚生会が提供しているもう一つの免疫細胞療法「活性NK/NKT細胞療法」は、どんながん細胞も直接、無条件で攻撃するNK、NKT細胞という免疫細胞を活性化し、直接がん細胞を一斉攻撃する治療法です。
「樹状細胞がんワクチン療法」は、人間の獲得免疫(特異的免疫)という経験によって得られる免疫力を活用して集中攻撃するのに対して、「活性NK/NKT細胞療法」は、私たちに生まれながらにして備わっている自然免疫力(非特異的免疫力)を高めて、体内に残る微小ながんも発見して攻撃します。
「樹状細胞がんワクチン療法」と「活性NK/NKT細胞療法」はともに、正常細胞は破壊せず、がん細胞だけを狙い撃ちする「細胞標的療法」という治療法です。
患者さまご自身の免疫力によってがんを細胞レベルで攻撃するため、副作用はほとんどなく、QOL(生活の質)を維持したまま治療を続けることが可能です。

- ● 患者さまご自身の免疫力で撃退するため副作用がほとんどありません。
- ● 手術、放射線治療、抗がん剤治療などと併用しての治療が可能です。
- ● 患者さまの個人差に合ったテーラーメイドの治療法が提供できます。
- ● 治療の選択肢がない末期の患者さまも効果が期待できます。
- ● 患者さまのQOL(生活の質)を保ちながら治療を続けられます。
- ● 入院の必要はなく、通院のみで治療できます。
免疫細胞療法は、手術や放射線治療、抗がん剤治療などの標準治療と併用して受けていただくことが可能です。
免疫細胞療法は、がんの標準治療とも相性がよく、組み合わせることによって患者さまの免疫力が上がるため、抗がん剤の副作用を軽減したり、手術などで取りきれなかったがんを免疫の力で攻撃したり、再発したがんが増殖する前に攻撃するなどの相乗効果が期待できます。

進行がんは、手術で患部を切除したり、放射線治療で患部を照射したりした後も、免疫システムをかいくぐりながら、増殖を続けることが少なくありません。
これは、「がん幹細胞」という自らをえんえんと増殖させることができる性質をもったがん細胞が混在しているからです。
1ミリのがんにおよそ100万個、1センチのがんともなると10億個ものがん細胞があります。ごく初期であれば手術によって完全に取り除くことも可能ですが、多くの場合、かなり成長しないと発見できず、検査などで見つかったときには、すでに数センチと大きくなっていることが少なくありません。
そのため、手術や放射線治療によってがんを取り除いても、完全に取りきれなかったり、すでに血液やリンパ液の流れに乗って全身に散らばったがん細胞があると再び増殖し、再発・転移が起こります。
がん免疫細胞療法は、このように手術や放射線治療で完全に取り除けなかったがんを分子レベルで攻撃することができるため、再発・転移の予防が期待できます。
すでに大きくなりすぎて手術ができない患者さまや、前向きな治療法が見つかっていない末期の患者さまに対しても、免疫細胞療法を最後の切り札として用いることができます。
博心厚生会のがん免疫細胞療法は、がん細胞と正常細胞とを分子レベルで見極め、正常細胞にはダメージを与えず、がん細胞のみを攻撃する治療法です。
症状の重い患者さまでもこの治療による副作用の心配は少なく、がんの増殖の抑制やがんの縮小を目指すことができます。
免疫細胞療法は、患者さま自身の免疫力を最大限に引き出す治療法であるために、標準治療と組み合わせることで治療の相乗効果が期待できると同時に、標準治療の副作用を軽減することも期待できます。
例えば、抗がん剤治療を予定している方でも、がん免疫細胞療法を併用されると、抗がん剤との相乗効果のため、より高い効果が期待できます。また、抗がん剤の服用によって起こりやすい吐き気やめまいなどの副作用が減り、QOL(生活の質)を向上させることも可能です。
博心厚生会では、免疫細胞療法について無料でご相談を承っており、当クリニックの免疫細胞療法は、患者さま一人ひとりに合わせたテーラーメイドの治療法をご提案することが可能です。そのために、治療を開始する前に、予備検査でどの免疫細胞療法が行えるかをお調べします。
そのうえで患者さまの状況やご要望をうかがい、より確実に効果が期待できる治療法を提案いたします。



































