ワクチン治療

ホーム > がん免疫細胞療法 > その他のがん

その他のが んの治療
小児が んの分野でも免疫細胞治療法に注目。WT1ペプチドは、白血病治療にも活躍

小児が んの治療

がんワクチンの有用性

免 疫細胞治療 がんの低年齢化がいわれていますが、子どもががんになったときに、体に負担がかかるような治療を受けさせなければならないのは切ないものがあります。ワクチンのような副作用の少ない治療法で良くなれば、本人にとっても親御さんにとっても、そして医師にとっても、どれほどありがたいことかと切実に思います。
白血病と並ぶ代表的な小児がんに「神経芽細胞腫」というがんがあります。これは腎臓の上にある副腎や背骨の左右にある交感神経節にできるがんです。
オーストラリアのロイヤルチルドレンズホスピタルでは、11名の神経芽細胞腫の子どもに自分のがん細胞を使ったワクチンを投与しました。その結果、4名で消失、4名で縮小、1名で進行がストップしたという結果が報告されています。

ワクチン治療の有用性

血液の病気では、多発性骨髄腫について数多くの報告があります。多発性骨髄腫では、主に抗がん剤治療が行われますが、治療の非常に難しいがんです。 しかし、ワクチンでは非常にいい結果が出ています。アメリカのスタンフォード大学では、12名の多発性骨髄腫の患者さまのうち全員に効果がみられ、アーカンソン大学では5名の患者さま全員に効果が認められました。また、ドイツのトゥビゲン大学では、多発性骨髄腫の12名中11名の患者さまに進行停止以上の効果が出ています。これらの患者さまのなかには、がんが消えた人や縮小したという人もいます。 臨床試験の結果から見ると、多発性骨髄腫には、ワクチンが非常に有効であることがうかがえます。

白血病については、万能型の人工抗原「WT1ペプチド」のルーツでもありますので、WT1ペプチドを使うことで、とても有効な治療が行えます。

このほかにも、骨肉腫、リンパ腫といったがんについても、30%以上の患者さまに有効だったという結果が出ています。

ワクチン・細胞治療 先頭に戻る