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がんと診断された方へ

ホーム > がんと診断された方へ > 頭頚部がん(口腔、甲状腺)

頭頚部(口腔、甲状腺)の治療
目立つ分だけ治療しやすい。「局所が ん樹状細胞治療法」で効果を実証。

標準治療の成果

ワクチン治療 頭頚部がんは、頭や頚部にできるがんで、脳腫瘍を除いた、口腔、咽頭、副鼻腔がんなどを頭頚部がんといいます。
頭頸部というと、目、耳、鼻、舌といった五感と呼ばれる感覚器のうち4つがこの部分にあります。日常生活に関わる場所ですから、がんに侵されると、生活に大変な困難を伴うことになります。

頭頚部がんは、比較的抗がん剤や放射線が効きやすいがんですが、人目にさらされる場所であり、手術や放射線などの痕跡が隠せないという課題がありました。摘出することも大切ですが、その後の生活も考えた上での治療が必要になってきます。
手術や放射線で傷をつけたくない場所ですから、ワクチンで対応したいという潜在的な希望は多いはずです。しかし、この部位の専門家で、ワクチンを使っている医師はあまりいません。患者さまの気持ちを考えると、がん免疫療法にもっと積極的に取り組む専門家が増えることが期待されます。

 

ワクチン治療の有用性

人の目につく場所にあるがんは、治療しやすいという面があります。樹状細胞を直接患部に打つことができるからです。放射線や抗がん剤でがん細胞を弱らせておいて、そこへ直接樹状細胞を注入します。この方法だと自分のがん細胞をとっておく必要もないし、人工抗原も必要ありません。樹状細胞は、がん細胞の中へ飛び込んでいき、そこで抗原の情報をキャッチして、それをT細胞に伝えます。
口腔がんの患者さまで、まさにこの方法でがんが消えてしまったという症例がありました。この領域のがんに、ワクチンが特に効果的だということが証明された実例です。

甲状腺がんはワクチンが効きやすい

自分のがん組織を使いがんワクチン療法を行った、東京大学医科学研究所附属病院などの臨床試験の報告によると、甲状腺がんでは、30~60%の患者さまの進行がストップ、あるいは縮小したという結果が出ています。人工抗原を使ったがんワクチンでは、副甲状腺ホルモン療法を併用することで、7名中5名の患者さまで進行がストップ、あるいは縮小したという結果が出ています。
これらの報告をみても、甲状腺がんにはワクチンが効きやすいと考えられます。

ワクチン、細胞治療/最新トピックス

  1. 局所的に進行した頭頚部の扁平上皮がん(SCCHN)に対して、放射線治療との併用あるいは白金系化学療法無効の再発または転移をきたしているSCHNに対する単剤治療としてセツキシマブcetuximab(商品名アービタックス/エルビタックス)をFDAが2006年に認可した。
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